Base取引量22%増、BTC関連の仮想通貨プレセールに37億円流入

現在の暗号資産(仮想通貨)市場では、レイヤー2全体が減速傾向にある一方で、Baseネットワークは前月比22.5%の取引増を記録し、堅調な成長を維持しています。
この動きは、ユーザー活動の活発化やdApp利用の拡大、さらにエコシステム内でのオンチェーントレード強化の進展を示しています。
その一方で、ソラナ(SOL)の速度とビットコイン(BTC)のセキュリティを組み合わせた新興プロジェクトBitcoin Hyper(HYPER)にも注目が集まっています。
Baseがソラナと接続、取引速度と拡張性でレイヤー2市場をリード
Baseの成長の背景には、プロジェクトチームがトークンおよびガバナンス研究の専門家を募集しているという報道があり、トークン発行への期待が高まっていることが挙げられます。
また、9月に開催されたBaseCamp 2025では、ソラナとのブリッジ計画が発表されました。これにより、両チェーン間でのクロスチェーン取引が可能となり、異なるブロックチェーン間で資産を自由に移動できるようになりました。
さらに、Baseはアービトラム(ARB)やオーピーメインネット(OP)など他のレイヤー2ネットワークと比較して、平均的に安価かつ高速なトランザクション処理を実現しています。
最大で毎秒167件の取引速度を誇り、スムーズなユーザー体験がエコシステム拡大を後押ししている点も特徴です。
一方で、Baseはイーサリアムの構造的制約を引き継いでおり、最終的な決済はメインチェーン上で行われる。そのため、イーサリアムネットワークの混雑やガス代の高騰がBaseにも波及する可能性があります。
一方、こうした課題を克服する新たなレイヤー2プロジェクトも登場しており、今後の市場動向が注目されています。
BTC関連L2の仮想通貨プレセールが37億円調達

ビットコインに拡張機能を実装することを目的として開発が進む新しいレイヤー2プロジェクトのBitcoin Hyperが登場し、市場関係者の注目を集めています。
Baseがイーサリアム上に構築されているのに対し、Bitcoin Hyperはビットコインネットワーク上に構築されており、両者は直接的な競合関係はありません。
しかし、いずれも基盤となるレイヤーの可能性を拡張するという共通の目的を持っています。
Bitcoin Hyperは、ソラナ仮想マシン(SVM)を採用することで、ソラナの高速性と効率性をビットコインのセキュリティと分散性に融合させる初のスケーリングソリューションです。
これにより、世界で最も安全とされるブロックチェーン上で、高性能なdAppの展開を可能にすることを目指しています。
こうした革新的なアプローチが市場で高く評価されており、現在進行中のプレセールでは総額2460万ドル(約37億円)を超える資金調達に成功しています。
また、プレセール終了後には主要取引所への上場も予定されており、上場後の価格上昇を見越した大口投資家の参入が資金流入をさらに加速させている状況です。
Bitcoin Hyperは、デジタルゴールドとしての価値保存機能に依存してきたビットコインに、実用性という新たな価値軸をもたらす可能性を持つレイヤー2として期待されています。
Bitcoin Hyperの最新情報は、X(旧Twitter)、テレグラム、または公式サイトでご確認ください。
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